おうち英語を始めたきっかけは私(ミネア)の弟の帰国でした。
- 2015年春 小1、年少の子どもに「おうち英語」スタート
- 母の英語力なし、留学なし、インターなし、高額教材なしで、娘は4年弱で英検2級に県内上位1%で合格、勉強ゼロで中1で英検準1級に県内上位5%で合格
- 姉弟の日常会話は英語
弟の帰国と衝撃発言
私の弟はアメリカの大学院に行きそのまま現地採用でアメリカ企業に15年ほど勤めていました。
そんな弟が日本に帰国したのが2015年。
弟は私から見るとまさに英語ペラペラ族。
日本語なまり一切感じないし、早すぎて何言ってるかわからないし、顔も日本人離れ。
あなた何人?状態。
そんな弟の発言
RとLは聞き分けられんよ
・・・
え”ー--
弟、めっちゃ勉強してるなー
弟は渡米前にTOEIC930超えでしたし、渡米後にも発音専門の先生につくなど
ぐーたらな私と違いストイック
周りに日本人は1人もいない環境に自分を置いていました。
おねぇちゃんとしては
はぁ、あんたぁ、すごいねぇ。
努力家だよ、まったく。見習いたいねぇ。
と、テレビを見ながらつぶやくちびまる子ちゃん状態。
弟が大学生だったころ、実家に帰省時に見た忘れられない光景。
英語のスクリプト本を片手にテレビに耳がくっつきそうなくらい近づいて耳を澄ませて座る姿。
映像を少し流しては止め
キュルキュルッとビデオを巻き戻し、また同じ個所を何度も聞いている姿。
その頃は、Youtubeはおろか日常的に英語に触れられるものはなく、ネイティブの英語に触れられるのは映画くらい。
しかもビデオテープ💦
”10秒戻る”なんて機能はないからキュルキュル戻すアナログ時代。
そんな弟の本だなにあったアメリカ映画のスクリプト本は軽く50冊を超えていました。
そのすべてに書き込みが・・・
買ったらもう満足!のそのまま転売できそうな私の美しい参考書とはわけが違う💦
いやこんなに勉強しないといけないの?
無理だわ。ムリムリ。
そんな努力家の弟の衝撃の言葉
LかRかなんて文脈で判断してる
耳は子どもには勝てないよ
え”! あんなに勉強してたのに?!
私の英語教育への考え方【おうち英語を始める前】
弟と話をする前までは
英語を話せても中身が伴ってなければ意味ないよね
英語は本人がやる気になったらやればいい
なんて思っていました。
テレビで誰かが話していて、なるほどと思ったことがあって
黒澤明監督が流ちょうな英語じゃなくても海外の記者たちもみんな熱心に言葉に耳を傾けている。中身のあることを話す人に流暢さは必要ない。
というのがありました。
そうだよね、中身が大事
と思っていた私。
でも、よく考えたら黒澤明監督レベルの子を育てる方が難しくない?
英語を教えるより、みんなが言葉を待ってくれるほどの人物に育てる方が難しいじゃん!!
もし今から始めることで少しでも子どもの将来の役に立つのなら、始めた方がいいのかもしれない
そんな風に考えが変わったのです。
2015年、娘小1、息子年少さんになった春のことでした🌸
まとめ
ちょっとわが家の「英語の歴史」を書いていこうかなぁ、と思っています❤
純粋に思ってるんですよね。
学校の英語がもどかしいって。
私が週に1時間、小学校の英語の時間をもらえたら何をするかな、なんて考えてみたりして。
きっと対大勢に何か形を残すことは難しい。
でも私ならもう少し別のアプローチをしてみたい、っていうのはあったりします。
私が小学生のころって遠足で行った施設で海外の方を見かけるとみんなサインをもらってたんです。
私はおとなしくて声をかけられなくて、サインもらってる友達がうらやましかったな~💦
悪気なく”ガイジンさん”と言っていた時代。海外の人と触れることも日常生活で生の英語を聞く事もなかった時代。
30年以上たって今はぐっと世界が身近になっていますよね。
Youtubeなど、いつでも海外のコンテンツを見られる。
今のこの時代だからこそ子どもたちにできるアプローチがたくさんあるんじゃないかな、と思っています。
自分の子ども二人を英語で話せるようにしたというだけの実績で?という声もあるかもしれない。
けど、小学生からでもできる方法はまだあるのに、という思いは消えません。
もっと小さい子ならなおさら。
今は自分の子育てもまだまだ途中という思いがあるけど、私自身が子どもに対して取り組んだ記録を残していきたいと思います。
そして、こんな取り組み方もあるんだな、と思ってもらえたらうれしいです🎵
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