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小学生、中学生でも間に合う!子どもの英語学習で評判のORT徹底解説

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小さい子はもちろん小学生、中学生からでも多読は英語マスターの近道!

たくさん英語に触れることで感覚的に英語を身に着けることができます。

この記事では多読に使える絵本シリーズの中でも代表的なORTについてわかりやすく解説します。

執筆者ミネアの簡単なプロフィール
  • 2015年春 小1、年少の子どもに「おうち英語」スタート
  • 母の英語力なし、留学なし、インターなし、高額教材なしで、娘は4年弱で英検2級に県内上位1%で合格、勉強ゼロで中1で英検準1級に県内上位5%で合格
  • 姉弟の日常会話は英語

>>>多読について小学生から始める英語は多読で決まり!をご覧ください。

ORTは「Oxford Reading Tree」の略。

英語の多読、おうち英語を取り組む人で知らない人がいないほど有名な絵本シリーズです。

でも

おうち英語初心者ママ

多すぎて、どれを読んだらいいのかわからない💦

そうですよね。多読やおうち英語を初めてORTに出会うと誰でもぶつかる問題です。

私も最初はそうでした。

この記事ではORTのメリット、デメリット、進め方をわかりやすく説明します。

ORTとは

イギリスの学習用の絵本で全体では800冊以上。

中でもKipper、Biff、Chipが出てくるシリーズが有名で、イギリスの小学校の80%以上で国語の教科書として採用されています。ネイティブの子どもたちが使う自然な英語で綴られたユーモアたっぷりのお話ばかり。

日本では一般的にORTといえばこのKipperシリーズを指すので、この記事でもORT=Kipperシリーズとします。

ジャンプできる目次

ORT Kipperシリーズ全体像

出典:OXFORD UNIVERSITY PRESS

ORTのレベルはStageと表現されています。

Stageは10段階

Stage1 → Stage1+ → Stage2 → Stage3 → Stage4 → ・・・ → Stage9

ミネア

Stage4までは身近な出来事のお話で、Stage5でMagic Keyに出会い冒険物語が始まります

KipperシリーズにはそれぞれのStageにMain Storiesがあります。Main Stories は1つのStageに1セット(6冊)です。

同じStage内でさらに理解を深めたい場合の為に用意されたのが

More Stories

Patterned Stories

そのすべてがこの表です。 OXFORD UNIVERSITY PRESS のレベルチャートというところをクリックして拡大して見ることができます。ダウンロードや印刷もできますよ。

合計228冊。

Main Storiesだけでは量が足りません。

同レベルのMain Stories, More Stories, Patterned Storiesを読んでから次のStageに進みましょう。

ORTのメリット

1.絵から文章が推測しやすい

説明しなくても感覚的に内容をとらえて楽しむことができます。

つまり日本語を介さずに英単語をイメージとして取り入れたり、文法的な感覚を養うことができます。

2.レベルの上げ方が適切

イギリスの国語の教科書というだけあって、文の長さ、単語、文法のレベルが少しずつ上がっていて無理せずレベルアップしていけます。

前のレベルで学んだ単語が繰り返し使われて自然に落とし込めるようになっています。

3.冊数が充実している

Kipperの出てくるシリーズだけで、ここで紹介した228冊以外に Decode and Developシリーズ, Floppy’s Phonicsシリーズ, Read At Homeシリーズ,Time Chroniclesシリーズとたくさんあります。

多読を進めていく上でレベルの合った本をたくさん読むのが大切ですが、本を探すのが大変です。

その点ORTで進めれば本を探す手間がはぶけます。

4.CDがある

おうち英語を進めるうえでかけ流しは大切な取り組みです。

多読だけで進める場合でもかけ流し(多聴)をすることは英語力UPに効果的な方法です。

CD付でかけ流しができるのは大きなメリットです。

Stage1-5はアメリカイギリス両方の音読あります。

ミネア

CDなしで購入することも可能ですがCD付がおすすめですよ

5.面白くて子どもが気に入る

1話完結ながらシリーズを通して同じ登場人物なので愛着がわいて続きが読みたくなります。

また各ストーリーごとに必ずオチがあって楽しめます。

ミネア

メインで出てくる子供たちは小学生の子たち。Stage4までは身近な話題なので、理解しやすいです。
Stage5からは子供が大好きな冒険物語。わが家では新しいORTを置いておくと飛び上がって喜んでいました!

また子供心をくすぐるしかけとして、かくしメガネかくれキャラがあります。

ストーリーとは関係ないところですがメガネがおちていたり、いつも出てくるかくれキャラがいたり。

読み聞かせに誘うときに”一緒に探そ♪”と誘いやすいですよ。

ORTのデメリット

1.高い

一番のデメリットです。

特に初めてStage1を買ったときには

過去のミネア

え、こんなに薄くてあっという間に読み終わるのに3,000円以上するの?

と思いました。

まずは図書館で借りてきてお子さんとの相性を確認

何度も何度も繰り返し読みたがるようなら購入を検討

という段階を踏んでみましょう。

最近ではORTのMain StoriesやMore Stories以外にもPatterned Stories、Floppy’s Phonics、Decode and Developを蔵書している図書館もあります。

ミネア

わが家では娘はするすると全巻読んでしまい図書館だけで済ませようとしたのですが、息子は堪能するタイプでした。
”あの話読みたいな”と息子が言ったときに手元にないこと多かったので結局全巻揃えました。

娘のように次々に新しい本を好むタイプの子は図書館で足りるでしょうし、気に入ったセットだけ購入したり、難しく感じたStage以降を購入するのもありです。

読み聞かせの後、自力読み、書き写しなどにも使用できます。

ORTは多読する人の間では有名です。私も重複して買ったセットをメルカリで出品した時は定価の7割程度で売れました。図書館で毎回借りる手間を考えると、購入して使わなくなってからフリマアプリで売るのも良い手かと思います🌸

ミネア

わが家では思い出したように棚から出して読むこともあり、お値段以上に活躍♪全巻揃えてよかったと思っています。

2.単語数が限られる

前のStageまでに既出の単語を多く使っていく構成のため、使われている単語のイメージ定着が良いです。その反面、単語の広がりという点では少なくなります。

子ども受け抜群のORTで楽しく多読の習慣を作り、英語の本に慣れたら他の英語絵本も取り入れていくことでカバーしていくことになります。

ORTの入手方法はこの記事のコチラです。

ORTを読む順番

小中学生で、すでに英語を学んでいるお子さんでもStage1から始めましょう。

ミネア

”英語の本を楽しんで読める”と実感することはとても大切ですよ

ORTのMain Stories、More Stories、Patterned Storiesの

Stage1をすべて読破 → Stage1+ → Stage2 → Stage3 → Stage4・・・

とステップアップして行きましょう。

途中、お子さんが

男の子

よくわかんない

と言っていたり

嫌がるそぶりがあればレベルアップのスピードが速いかもしれません。

1つ前のレベルに戻って再読したり、同じレベルや易しいレベルの他の絵本を読んでいきましょう。

ORTの中にもKipperたちが登場するシリーズとして他に

  • Floppy’s Phonicsシリーズ
  • Decode and Develop シリーズ
  • Read at Homeシリーズ

があります。

ORTおすすめの入手方法

まずは図書館を探してみましょう。

手元に置いておきたい場合は、ELTBOOKS.comさんが20%OFFでお得です。

CD付きとCDなしがあるので気を付けてくださいね。

選ぶのが良くわからなくて面倒くさい、まとめて買いたい、Amazonや楽天でポイントをためてるよ、という場合はこちらも検討してみてください。CD、 日本語ガイド付きのトランクパックです。


私が初めて買ったCD付きMain Stories Stage1+~4の5つのセット。

こちらはMain Stories Stage5~9の5つのセット。

ミネア

使用後はフリマアプリで高値で売れるのもいいな、と思っています。私がメルカリで売った時は、CD・日本語ガイド付きで1つのStage3000円(5ステージ15000円)以上で売れました🎵

まとめ

ORTは多読を始めるのにおすすめシリーズ。

  • 絵から文章が推測しやすい
  • レベルの上げ方が適切
  • 冊数が充実している
  • CDがある
  • 面白くて子どもが気に入る

最大のデメリットは値段が高いことですが、有名なシリーズのためフリマアプリでもそれなりのお値段で売れます。

楽しんでいる間は順にレベルアップしていけばOKですが、少し難しくなったかな、と感じたら同じレベルや易しいレベルの違う絵本を読んでみましょう。

ミネア

ORTは英語を自分のものにするのに最適な絵本ですよ。ぜひ一度お子さんと読んでみてくださいね。

>>>関連記事:ORTと似ている徐々にレベルアップしていく絵本シリーズ

>>>ORT以外の簡単な本:【英語の多読】子供がはまる!簡単・楽しいがいっぱいオススメ絵本7選

おまけ:ケビン先生の読み聞かせ

ORTミニ情報

全国の本屋さんなどで開かれていたケビン・チャーリー先生のORTを使った読み聞かせ会

コロナ禍のせいか最近耳にしませんが、機会があればぜひ参加してみてください♪最初の1分で子どもの心を鷲掴みにするケビン先生マジックは大人でも必見!素晴らしい会ですよ。

わが家も参加しましたが、気さくに本にサインをしてくださって、笑顔で一緒にお写真を撮ってくださって、とてもいい思い出です🎵

小さい子向けですが、10歳くらいの子まで楽しめると思います。

>>>英語を読めるようになるにはフォニックスがオススメ:フォニックスって何?

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