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小学校でも英語が必修化になっちゃって、何かした方が良いのかな?
2020年4月から英語が小学校でも必修化。
子どもに何かしてあげられないかな?塾しかない?家でできることは?
たくさん不安がありますよね。
この記事では小学生・中学生から始める英語にオススメの多読について紹介します。
実はこの多読、大学生や大人が始めても効果が実証されている方法なんです🌸
テスト対策だけじゃない本当の英語力が身につきます!
- 2015年春 小1、年少の子どもに「おうち英語」スタート
- 母の英語力なし、留学なし、インターなし、高額教材なしで、娘は4年弱で英検2級に県内上位1%で合格、勉強ゼロで中1で英検準1級に県内上位5%で合格
- 姉弟の日常会話は英語
明日のテストには間に合わなくても、2年後には必ず英語が身についていますよ
>>>執筆者ミネア家のくわしい英語歴はプロフィールをごらんくださいね
多読で実際に英語力が上がった大学生たち
確実に英語力が上がる!万人におすすめの多読
実は多読は小学生だけに良いのではありません。
中学生、高校生、大学生、大人でもおすすめの英語力UPの方法で、実際に豊田高専で取り入れられています(多読で英語学習『豊田高専の成功事例』)多読に熱心な生徒さんほど在学中に英語力が伸びたという結果が出ています。
※高専は大学ではないですが、年齢的に大学生と重なるため、分かりやすさを優先し大学生と書きました
多読はインプット量を増やすのに最適
なんで多読は英語力UPにいいの?
「日本人は長い期間英語を習っているのに話せない」
というのは昔から言われている事ですが、話すために何が足りないのか。
それは圧倒的なインプット量です。
圧倒的なインプットをすることで、勉強としてではなく体感として英語が身についていきます。
そして圧倒的なインプット(読む、聞く)があってこそ、アウトプット(書く、話す)が出てくるのです。
わが家の取り組んだ「おうち英語」でも最初にするのは圧倒的なインプット。
そしてアウトプットが出るくらいのインプットをするには、週に2,3時間の塾や学校だけでは全く足りません。
宿題や習い事、部活もあるし・・・
そんな忙しい小学生。
そもそも楽しくなければ続きません。
これ以上子ども自身に負担なくインプット量をこなすにはどうするか?
ものすごく簡単な楽しい英語の本をたくさん読むのです。
それが多読です。
多読を始める前に読んでおくといい本はコチラで紹介⇒多読を始めるときに読む本 3選
小学生から始める多読のルール
多読のルールは
- 辞書は引かない
- 分からないところは飛ばす
- つまらなくなったらやめて、別の本にする
この三原則は多読を始める上で大切なもの、ただ中学生以上で自分で読む場合の目線です。
まだ英語を読めない小学生以下の子に「読み聞かせ」で始める場合は、子供の様子を良く見るということも忘れないでください。
お子さんは楽しんでいますか?
子どもが多読を嫌がった場合、いろいろな理由が考えられます。
- 英語の意味が分からなくて嫌がっている
- ストーリーがつまらなくて嫌がっている
- 今はその気分じゃない(他にしたいことがある)
理由がわかれば対処できます。
- ⇒ やさしいレベルの本に変える
- ⇒ 違う本を用意する
- ⇒ 時間を変えて誘ってみる
かんたんで楽しい本を読む。そしてそれを続けることが大切ですよ
より詳しい多読のお話はNPO多言語多読英語多読特設サイトをご覧くださいね。
具体的な進め方は…
オススメの絵本はシリーズもの
具体的にどんな本を読んだらいいの?
最初におすすめするのは、ORT(Oxford Reading Tree)です。
多読では「楽しめればどんな本でもいい」のですが、そうは言われても英語の絵本はたくさん。自分のレベルにあった本を選ぶのは大変です。
わたしも初めて図書館で選んだ絵本は、単語がむずかしくて読めなくて💦
最初はレベルが少しずつあがっていくシリーズものがおすすめです。
中でもORTは、イギリスの7割を超える学校で国語の副読本として採用されています。
レベルの上がり方に無理がない上、前のStageで出てきた単語が繰り返し使われているなど「英語が読めた」が実感できるようによく考えられています。
なによりおもしろい!
ORTをつまらない、という子は聞かないです
「おうち英語」をしてこなかったママ友のお子さん(小学生)でも楽しんでいましたよ。
そして、蔵書している図書館も増えてきて手に入りやすいです。
先ほど例に出した豊田高専の生徒さんもORTから始めています。
ORTの中身を確認できる本はコチラで紹介しています⇒親子で英語の多読を始める前に読むと役立つオススメの本3選
ORTについてもっと詳しい解説はコチラ⇒子どもの英語学習で評判のORT徹底解説
とにかく簡単な本をたくさん読もう
多読にはYLという本を選ぶときの指標があります。
YLとは本の読みやすさを評価する基準「読みやすさレベル」(Yomiyasusa Level)のこと。YL0.0~9.9まで。
YLの値が小さいほど読みやすい。YL0.0は文字のないもの。YL0.1は1ページに1文。数語。
ORTのStage1は、YL0.1。ハリーポッターはYL6.0~9.0。
>>>多読の詳細は小学生から始める英語には多読がおすすめへ
まずはYL0.4までをたくさん読むのがおすすめ。ORTでいうとStage4までです。
わが家ではORTを軸にこれ以上は厳しそうだなと言うレベルで横展開(他の英語本で同じレベル本を読むのを)していきました。
ORT以外のレベルがわかりやすいシリーズの紹介はコチラ⇒多読で使えるLeveled Readers 14選
英語の絵本は借りられる
子どもが興味を持つかわからないし、買うのは迷っちゃうなぁ
ORTの中身が知りたい方は一部の本がOxford Owlで公開されていて読むことができます。または
ちょっと登録とか難しそう。実際の本を見てみたい。
そんな方は親子で英語の多読を始めるときに読むべき本 おすすめ3選 で紹介している本にORTの本が何冊か掲載されています。一読して損はない本ばかりですよ。
また最近は、図書館に英語の本を所蔵しているところも増えてきました。
近くの図書館で所蔵がない時も他の図書館の本が相互貸借できます。
”(在住の県名) 相互貸借 図書館” で検索してみてくださいね
ぜひ活用しましょう。
多読に失敗はない
私も英語教室に通ったことがあるけど、話せるようにならなかったし、また失敗したらお金がもったいないな
”お金をかけても英語力があがらなかった”というのは多くの人が経験していることですよね。
わたしも何度か教室に通いましたがモチベーションが保てず、英語力も全くつきませんでした💦
英語教室は月に平均1万円前後と高額です。
また有名な幼児英語教材は100万円近くするものもあります。私の妹も買っていました。
それにくらべて多読はどうでしょうか?
必要なのは書籍代だけです。
- 本は図書館でも借りられる
- 買った本は資産になる
- 子どもと多読をした時間は親子の財産となる
英語絵本を所蔵している図書館は増えています。
また、買った本はとっておいて妹弟に使ってもいいし、読まなくなればフリマアプリ等で売ることもできます。
なにより親子で本を読んでコミュニケーションをとった時間は他に代えがたい財産となります。
途中やめても大きく失うものはないのです。
また、多読を始めたくなったら再開すればいいですよ
大丈夫、それでも間に合います!
すでに高額教材を買っちゃったよ、というパパママもいらっしゃるでしょう。有名な教材の代表格DWE「ディズニー英語システム」やWWK(World Wide Kids,ベネッセの教材,現在は販売中止)は友人が貸してくれて見たことがあります。中身は素晴らしいものなので、すでに購入した人はぜひ活用していきましょう。
多読は最強!
- 英語を身につけるには圧倒的なインプット量が必須
- インプット量を増やすには多読が最適
- 小学生から始める多読は「子供の様子を良く見る」ことが大切
嫌がっていたら、原因を考えよう - 多読のとりかかりにおすすめはORT(Oxford Reading Tree)
- 図書で借りればお金はかからない
- 多読に失敗はない
世の中にたくさんの教材があり、高価な教材から話題になっているワークまで色々ありますが、どれも多読にはかなわないと思っています。
高額な教材を否定しているわけではなく、高額教材を使った場合でも、使い終わった先に結局多読をすることになるのです。
また本を読むことは自分の視野を広げることにつながりますよね。
英語でもそれができるようになったら世界は何倍にも広がります。
子供のうちから多読を進めるだけで、わが子の世界を広げてあげられるなら素敵だと思いませんか?
ぜひ、多読を始めてみてくださいね
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