多読は英語学習の王道
1ページに1文、数ページの本。中学1年生の4月に習うような文から始めて、楽しい本だけを読む。
そして続けること。
続ければ誰でも必ず力が付きます。
小1から英語をはじめた娘が4年で英検2級取得できたのは間違いなく多読のおかげです
>>>多読って何?という方は小学生から始める英語は多読で決まり!をご覧ください
そんな多読の一番のデメリットは、多読初期に書籍代がかかること。
多読は子どもでも大人でも1ページ1文のごく簡単な本から始めるのが基本です。
取り組み始めの初期ほど、1冊の語数が少なくあっという間に読めてしまう薄い本をたくさん用意しなくてはいけません。
1冊あたりの値段は読むのに時間がかかる本とそれほど変わらない、むしろハードカバーの絵本は高いこともあります。
自分や子供への投資と思えば財布のひもも緩みますが、できれば安く抑えたいですよね。
勉強せずに英検2級をとった娘に多読本をそろえたミネアが、安く多読に取り組む方法をお伝えします
図書館で借りる
まずは図書館をのぞいてみましょう。
最近は英語の絵本を所蔵している図書館も増えてきました。
メリット
- お金がかからない
=つまらなければ別の本、という多読のルールにそった取り組みがしやすい - 他の本をチェックできる
デメリット
- 貸出中でお目当ての本がすぐに借りられない時がある
- 近くの図書館に蔵書がないことがある
蔵書の調べ方
カーリルは日本最大の図書館検索サイトです。
全国の公立図書館、大学の図書館の蔵書を検索できますので活用してみてください。
また県内の図書館の横断検索も便利ですよ。
”(在住の県名) 相互貸借 図書館”、”(在住の県名) 横断検索 図書館” で検索してみてくださいね
他の図書館から取り寄せる場合、その図書館の会員の人が優先され、なかなか回ってこないことがありますので注意しましょう。
公立図書館で借りる
蔵書検索などで調べて近所の図書館に英語の絵本があるようなら、ぜひ図書館に足を運んでみましょう。
思いがけないお気に入りの本に出合えることもありますよ!
大学、高専の図書館で借りる
英語の多読に取り組んでいる大学や高専では、図書館に英語の絵本の蔵書がたくさんあります。
現在はコロナで一般開放されていないところが多く残念ですが、コロナ前は図書館を一般開放している大学も多くありました。
いずれWithコロナが当たり前の世界になるにつれ、また解放されることと思います。
オンラインの英語絵本サイト・サービスを利用する
メリット
- ネット環境があれば簡単なアカウント登録で利用できるものが多い
- 場所をとらない
- 無料で利用できるサイトもある
- たくさん利用すればコスパが良い
デメリット
- モチベーションが続かない=簡単に利用できるだけに「ま、いいか」となりがち
英語の絵本が読める主なサイト
Oxford Owl:200冊近くの絵本や児童書が無料で読めます。簡単なアカウント登録が必要。有名なORT(Oxford Reading Tree)の一部も読むことができます。
Epic!:月1000円程度で35,000冊以上の絵本が読める絵本や児童書が読み放題。こども向け電子書籍ライブラリー。1日1冊無料。お金がかかりがちな初期の数か月だけなど、うまく活用しましょう。
Raz-Kids:ラズキッズは全29レベル(アメリカの幼稚園~小学5年生相当レベル)、400冊以上の英語絵本が読み放題です。音読してくれたり、読むと☆をもらえてたまるとキャラクターのパーツがと交換できる等、子供が喜ぶしかけがあります。アメリカの小学校でも使用されています。
こちらは個人での契約もできなくはないのですが、割高なので共同購入を利用するのが一般的。「ラズキッズ 共同利用 募集」で検索すると出てきます。費用は約1,300円~2,500円/年。
代表者が契約した日から1年契約。途中からの募集をしていない場合もあるので確認しましょう。
National Geographic KIDS:ANIMALSをクリックして動物の生態などの記事が無料で読むことができます。
それぞれのサイトは上手く使えばとても有益です。
お子さんがオンラインの絵本になじんでくれるか、無料サイトから試してみましょう🎵
有料のレンタルサービスサイトを利用する
英語の絵本をを有料で貸し出すサービスがあります。希望する絵本を郵送してもらい、読み終えたら郵送で返却します。
メリット
- 買うより安い
- 本を置いておく場所をとらない
- 自宅まで届く
デメリット
- 貸出数や返却期限などルールがある=自分のペースで読めない
- 返送の手間がかかる
サービスを行っているところ
Amazonなどで入手困難なLLL(Longman Literacy Land)はじめ有名な英語の絵本の蔵書があります。
おうち英語全般をサポートしてくれます。(月会費がかかります)
会員になって郵送オプションをつけると絵本を送ってくれます。
本はお子さんのレベルを見てオススメのものを選んでくれます。
ブッククラブに入会する
蔵書が1500冊以上あり、多読図書の貸出をおこなっているSSSのブッククラブ
会費を払ってブッククラブの会員になりORT(Oxford Reading Tree)など多読の本を借りることができます。
読み聞かせ、多読の初期のお金のかかる時期に特にオススメ。購入よりブッククラブの方が割安になります。近くにある方は検討してみてくださいね。
わたしも近くにあればスゴク入会したかったです
メリット
- 購入より安い(借りる頻度、冊数による)
- 本を置いておく場所をとらない
- たくさんの本から選べる
- 多読のアドバイスが受けられる
デメリット
- 貸出数や返却期限などルールがある
- ブッククラブ自体の数が少ない
料金1つとっても、1か月会費、3か月ごとの会費、1回利用毎など各ブッククラブごとに異なります。
- 参考までに、SEGブッククラブ(東京)では
- 利用料 1期(3ヶ月) 12,300円
- 貸出 1回7冊、2週間
- ブッククラブ会員向けに、毎月1回程度読書指導会
中古を購入する
メルカリ、ラクマなどのフリマサイト、ヤフーオークションなどのオークションサイトで出品されていることがあります。わたしも買い手としても売りてとしても利用したことがありますよ♪
メリット
- お店で買うより安い
- 返却の手間がかからない
- 購入するのでいつでも読める
デメリット
- 新品ではないことが多い
- 保管場所をとる
新品を購入する
メリット
- キレイ
- 返却の手間がない
- 購入するのでいつでも読める
デメリット
- 高い
- 海外のサイトから購入すると時間がかかる
- 保管場所をとる
英語の絵本の購入先
ELTBOOKS.com:洋書が全商品いつでも20%OFF
MUM’S ENGLISH:CTP絵本のお店。使い方など丁寧に質問に答えていただけます。
Amazon.co.jp:日本のAmazonサイト
Amazon.com:アメリカのAmazonサイト。送料を含めても日本のAmazonで買うより安い場合があります。
英語がわからなくても日本のAmazonのサイトとまったく同じシステム、おなじみの画面なので抵抗感は少ないです。書籍そのものがお安くても送料が高い場合、海外発送をしない場合もあるので注意。最後の発注前に送料もわかるのでよく確認すれば大丈夫!
Amazon.co.uk:イギリスのAmazonサイト。こちらもアメリカのAmazonと同様です。
わたしはORTはELTBOOKSさん、CTPはMUM’S ENGLISHさんで購入しました🎵アメリカのAmazonも何度も利用しています。
ORTやCTPなどの有名なシリーズ絵本は使用後にフリマアプリで売ってもお高めに売れます。狙ったわけではないのですが私がCTPを購入して売るまでの間に値上げがあったようで、買った価格の8~9割のお値段で売れたので”買って正解!”でした。
まとめ
- 公立・大学の図書館で借りる
- オンラインの英語絵本サイトを利用する
(Oxford Owl、Epic!、Raz-Kids、National Geographic KIDS) - 有料のレンタルサービスサイトを利用する
(Apple Book Club) - ブッククラブに入会する(SSSのブッククラブ)
- 中古を購入する(メルカリ、ラクマ、ヤフオク)
- 新品を購入する
(ELTBOOKS.com、MUM’S ENGLISH、Amazon.co.jp、Amazon.com、Amazon.co.uk)
本や時期によってお安いのがどれか変わってきます。
- 図書館で借りてお子さんが気に入ったものを購入する
- フリマアプリをまめにチェックして気になる本は購入しておく
など臨機応変に♪
上手に取り入れて、多読を楽しんでくださいね♪